任意後見契約公正証書作成にかかる費用は?
『任意後見契約』は必ず公正証書で作成しなければなりません。
任意後見契約公正証書を作成するには、下記のとおりの費用がかかります。
1 公証役場の手数料
1つの契約につき11,000円
※証書の枚数が法務省令で定める枚数の計算方法により4枚を超える場合には、超過1
枚ごとに250円が加算されます。(原本超過枚数加算)
2 法務局に納める印紙代
2,600円(収入印紙)
3 法務局への登記嘱託料
1,400円
4 登記嘱託書留郵送料
実費(600円程度)
5 公正証書の正本・謄本の作成手数料
250円×枚数分
※委任者・受任者に正本各1通、法務局への登記申請用に謄本1通の合計3通が必要
となります。
<<注意事項>>
※任意後見契約と併せて通常の委任契約を締結する場合には、その委任契約についても上
記1の手数料が必要となり、なおかつその委任契約が有償の場合には当該金額が増額さ
れる場合があります。
※受任者が複数になる場合(受任者が共同してのみ権限を行使できる場合を除く)には、受
任者の数だけ契約の数が増えることとなり、その分だけ手数料も増えることになります。